繰上返済計算機 — 追加返済で何年・何万円節約できるか確認
繰上返済でどれだけの時間と利息を節約できるかを正確に計算します。現在の返済タイムラインと加速戦略を比較——毎月の追加返済、年1回のまとまった返済、ボーナス返済。1円も追加で払う前に、その効果を数字で確認できます。
Enter values and click Calculate to see payoff analysis.
繰上返済の数学
今日追加で返済する元金1円ごとに、ローン残期間中のその1円分の利息が節約されます。だから早期の繰上返済は後期よりも劇的に効果が大きいのです。
具体例:4,000万円の住宅ローン(金利1.5%、35年)、月々返済額122,473円。毎月2万円を追加返済すると、30.8年で完済——4.2年短縮、約180万円の利息節約。2万円/月の追加は合計で約739万円「かかり」ますが、180万円の利息を節約します。
なぜこれほど効果的か?住宅ローンの利息は残高に対して毎月複利で計算されるからです。1年目に追加返済した100万円は、残り34年間で約55万円の利息を生んだはずのもの(1.5%の場合)。15年目に返済すると、残り20年で約32万円の節約にしかなりません。
ボーナス返済の効果:年2回のボーナス時に各50万円(年100万円)を繰上返済すると、4,000万円/1.5%/35年のローンで約7年短縮、約400万円の利息節約になります。
重要な注意:ローン契約を確認してください。一部の住宅ローンには繰上返済手数料があります(ネット銀行は無料が多い、メガバンクは固定金利型で数万円かかることも)。また、「期間短縮型」と「返済額軽減型」の選択肢があります——利息節約を最大化するなら期間短縮型を選びましょう。
使い方
- ローン金額を入力(当初金額または現在の残高)。
- 金利と残りの期間を入力。
- 加速戦略を選択:毎月追加、年1回、一括、またはボーナス返済。
- 選択した戦略の追加返済額を入力。
- 「計算」をクリックして通常 vs 加速の並列比較を確認。
この計算機を使う場面
昇給やボーナス——住宅ローンに回すべき?
ボーナスで100万円入った。年1回の繰上返済として入力して効果を確認。4,000万円・1.5%のローンで年100万円の繰上返済は、約400万円の利息節約と7年の期間短縮。これを投資に回した場合の期待リターンと比較してみましょう。
毎月の追加返済 vs ボーナス一括返済
毎月3万円追加 vs ボーナス時に年2回各18万円(年36万円)。両方のシナリオを実行:毎月3万円は約260万円節約、ボーナス36万円/年は約250万円節約。金額が近いなら、毎月の方がわずかに有利(早く元金が減るため)。
退職金や相続——一括繰上返済
500万円を受け取った。全額住宅ローンに投入すべき?一括繰上返済として入力して効果を確認。タイミングが重要:5年目に500万円返済すると30年目に返済するより大幅に利息が節約されます。
借り換え vs 繰上返済の比較
借り換えは事務手数料(ローン金額の2-3%)がかかり、返済期間がリセットされます。現在のローンで繰上返済する方が、手数料なしで同様の節約を達成できることも。ここで繰上返済シナリオをシミュレーションし、借り換え見積もりと比較しましょう。
繰上返済の前に考えること
金利の高い借金を先に返す
カードローン(年15-18%)やリボ払い(年15%)があるなら、そちらを先に返す方がリターンが大きい。計算は単純:最も高い金利から攻める(雪崩法)。住宅ローンは通常すべての借金の中で最も低金利なので、最後に加速すべきです。
生活防衛資金(3-6ヶ月分)を確保してから
繰上返済したお金は流動性がない——売却や借り換えなしでは取り戻せません。貯蓄を全部繰上返済に使って失業したら、同じ月々の返済は続きます。繰上返済の前に生活防衛資金を十分に確保しましょう。
「期間短縮型」を選ぶ
繰上返済には「期間短縮型」(月々の返済額は変わらず、完済が早まる)と「返済額軽減型」(期間は変わらず、月々の返済額が減る)があります。利息節約を最大化するなら期間短縮型。月々の負担を減らしたいなら返済額軽減型。迷ったら期間短縮型の方が総支払額は少なくなります。
機会費用を考える
住宅ローン金利が0.5%(変動金利の最低水準)で、投資の期待リターンが年5%なら、投資の方が数学的に有利。でも金利が1.5%以上で、リスクを取りたくないなら、確実な1.5%の「リターン」としての繰上返済は悪くない選択。ローンがない安心感という数字に表れない価値もあります。
実際の繰上返済シナリオ
毎月3万円の追加返済
4,000万円、金利1.5%、35年。毎月3万円を追加で元金返済。
Input
ローン:4,000万円 | 金利:1.5% | 期間:35年 | 追加:3万円/月Output
通常完済:35年、総利息1,139万円。3万円/月追加:28.5年で完済、総利息879万円。節約:6.5年と260万円の利息。追加の3万円/月は合計1,026万円かかるが、260万円の利息を節約。ボーナス時に年100万円の繰上返済
3,500万円、金利1.3%、35年。年1回100万円を繰上返済。
Input
ローン:3,500万円 | 金利:1.3% | 期間:35年 | 追加:100万円/年Output
通常完済:35年、総利息約850万円。年100万円繰上:約22年で完済、総利息約450万円。節約:13年と約400万円。ボーナスの使い道として、確実なリターンが得られます。機能
- 通常返済 vs 加速返済を並列比較
- 複数の戦略:毎月追加、年1回、一括返済、ボーナス返済
- 正確な節約時間(年と月)と節約利息(円)
- 当初ローン情報または現在の残高で計算可能
- 両シナリオの返済スケジュール比較表
- すべての計算がローカル実行——財務データはプライベートのまま
- 登録不要、広告なし、データ収集なし
よくある質問
毎月1万円の追加返済で実際どれくらい節約できますか?
4,000万円・金利1.5%・35年の住宅ローンで:毎月1万円追加は約90万円の利息節約、2.2年の期間短縮。3,000万円・同金利なら:約67万円節約、2.2年短縮。節約時間はローン金額に関わらずほぼ同じ。節約金額は残高に比例します。
期間短縮型と返済額軽減型、どちらが得ですか?
利息の総節約額では期間短縮型が有利です。同じ100万円の繰上返済でも、期間短縮型の方が総支払額が少なくなります。ただし、月々の負担を減らしたい(転職や育児で収入が減る予定など)場合は返済額軽減型も合理的な選択です。
繰上返済すべきか、投資に回すべきか?
住宅ローン金利と期待投資リターンを比較。金利1.5% vs 投資年5%——投資が数学的に有利。金利0.5% vs 投資——さらに投資有利。ただし投資にはリスクがあり、繰上返済は確実なリターン。住宅ローン控除期間中(13年間)は繰上返済せず控除を最大活用し、控除終了後に繰上返済する戦略も一般的です。
繰上返済に手数料はかかりますか?
ネット銀行(住信SBI、楽天銀行など)は繰上返済手数料無料が多い。メガバンクは変動金利なら無料、固定金利は数万円かかることも。手数料がかかる場合、少額を頻繁に返済するより、まとまった金額で年1-2回返済する方が手数料負担が少なくなります。契約内容を確認しましょう。
繰上返済を始めるベストなタイミングは?
できるだけ早く。1-5年目の繰上返済は、20-25年目の同額の返済より約2倍の利息を節約します。早期の元金減少が、より多くの残り年数にわたって利息の複利を防ぐからです。ただし住宅ローン控除期間中は、控除額 > 支払利息なら繰上返済を待つ方が得な場合もあります。
ヒントと関連ワークフロー
- 基準の月々返済額を計算するには、住宅ローン計算機.
- ローンの完全な返済スケジュールを確認するには、返済シミュレーション.
- 住宅ローン金利と貯蓄利息を比較するには、利息計算機.
- 収入に対する住宅ローンの割合を計算するには、パーセント計算機.